メンズエステ求人に応募した40代熟女のお金事情

2025年08月02日 10:08

数年前、わたしは地元の不動産屋で担当のおじさんに哀れみの目線を向けられていました。

なぜか？

シングルマザー、3歳の息子、派遣社員、手取り17万円。

それが当時のわたし、、、いわゆる40代熟女。

希望家賃5万円。

何かあった時に息子を預かってもらうには、実家から離れて住めないため、都心部のある地域限定での新居探しを開始しました。

不動産屋のおじさんの顔に浮かぶ哀れみと同情の色が、
わたしのキツイ状況をあらためて確認させてくれます。

予算オーバーではあるものの、ようやく２軒の物件が見つかりホッと一息。

最初に見た物件は4畳ほどのほったて小屋。
２軒目は草ぼうぼうの荒地にある汚いアパート。

わたしは4畳のほったて小屋を借りて新生活をスタートさせました。

あの時は本当に貧しかった。
その反面、自由を手に入れた喜びを噛みしめていました。

しかし、経済的には厳しいままでした。
離婚調停の時に出来た借金の返済が始まると、なおさら苦しさが増すばかり。

食べることも着ることもままならない。
そんな日々でした。
いつも虚しくて情けなくて、子供に申し訳ない気持ちを抱えて暮らしていました。

あれから年が経ち、わたしは43歳になりました。

実は数年前に、あまりの貧しさからメンズエステ業界に飛び込んだのです。
おかげで、すぐに生活は安定して、1円単位で切り詰める生活に終止符を打つことができました。あの時の安堵した気持ちは忘れることができません。

今は家賃15万円のきちんとしたマンションに引っ越し、息子は水泳教室と塾に通えています。

借金も完済し、今も息子の進学費用と老後のために頑張って働いています。

本来なら風俗に飛び込むしかなかったけれど、雇ってもらえるほど若くもなく、勇気もない…

わたしにはこれしかありませんでした。
辛いこともあったけど、それでも今わたし、人生で1番幸せです。